火葬場について

ひと昔前では、火葬場と聞くと煙突から煙がもくもくと立ちのぼるのをイメージしたものですが、1990年以降に新設された火葬場に煙突が見られることは、ほとんどなくなりました。燃料の変化や技術の進歩により火葬炉の排煙装置や処理能力などの性能が向上し、近隣住民にも配慮して設計されるようになったため、人々が描く火葬場・斎場の印象やイメージが変わりつつあります。

 

葬儀会館(セレモニーホール)や火葬場はネガティブに捉えられがちな施設ですから、新設・改築・移転の際に、地域の住民による反対運動などが起こりやすい傾向にあります。火葬場の運営は地域によって様々な運営元があり、都道府県単位・複数の自治体による広域行政組合・市区町村単位・半官半民(業務委託を含む)・民営の火葬場などが存在します。全国的に見れば公営の火葬場が主流であるのに対し、東京都の区部では、民間企業が大半の斎場(火葬場)を経営しています。

 

市区町村で広域斎場を設置していても生活者は、より近い火葬場施設を利用する流れが強く住宅地から離れた立地の火葬場では運営が難しくなる面があります。利用率が高い火葬場にするならば、できるだけ生活圏に近い立地で、一見、火葬場とはわからない外観や周辺を樹木で囲むなどの配慮が求められることでしょう。また、霊柩車が行き来することになりますので葬儀車両や駐車場についても検討を要します。

 

火葬場の名称で最近見られるのは「○○斎場」「○○聖苑」などです。「斎場」と名打つ火葬場で葬儀式場を併設する場合もあり、式場と火葬場の区別がつきにくくなっています。都市計画法において「火葬場」について規定されており、建築基準法第51条により都市計画区域内に火葬場を新築または増築する場合は許認可が必要となりますので、実質、新しい火葬場建設のハードルは高いと言えるでしょう。

霊柩車

火葬のみ(直葬)、全体の流れと火葬式の式次第

 最も簡略化された葬送の方法として、火葬だけや直葬(ちょくそう・じきそう)と呼ばれるシンプルな葬儀があります。お葬式をしない形で火葬のみを行う時の大枠の流れをご説明します。

 

  1. 1.病院などでご逝去 ⇒ 死亡後24時間経過しないと火葬できないので一時的に安置する場所が必要
  2. 2.病院などから移動 ⇒ 死亡診断書を受け取り、車両(寝台車)を手配して故人を安置場所へ移動
  3. 3.葬儀社との打合せ ⇒ 納棺などを含め火葬場の予約・火葬日時の確定
  4. 4.予約日時に集合  ⇒ 火葬場の職員が火葬炉に納め荼毘にふす(2時間程度)
  5. 5.収骨(骨上げ)  ⇒ ご遺骨を骨壺に納め火葬場や葬儀社などの支払いを済ませて終了

 

火葬のみであっても葬儀社のサポートなしで全てを行うのは、物品の準備を含めて難しい面が多々あります。信頼のおける良心的な葬儀社を見つけておくと、いざという時に頼りになることでしょう。

 

シンプルな葬儀では特に、故人にしてあげたい想いをできるだけ形にする方向で検討を行うことが大切です。例えば、「偲ぶ時間・場所が欲しい」「棺にお花を入れてあげたい」などの想いであったり、「お坊さんにお経をあげて欲しい…」などがあげられます。少しの遠慮から機を逸してしまい心残りになるのは、やり直しがきかないだけに避けたいものです。

 

のこされる方々の気持ちが穏やかになるように送りたい…でも、火葬場によっては火葬炉の前で最期のお別れができないなどの制限がありますので前もって確認することが必要です。このような部分を補ってくれる存在が葬儀社であり、信頼のおけるしっかりとした葬儀屋さんならきちんと説明してくれます。また、あわせて適切なアドバイスもしてくれることでしょう。

 

※便宜上で火葬式という言葉が用いられていますが、一般的なお葬式のように式次第にそって進行するようなかしこまった場面はありません。そのため親族や友人など、少し遺族から離れた方々は最期のお別れの機会を逸しやすい状況になります。関係者への配慮は最大限行うようにして不義理にならないように対応しましょう。

 

大阪あんしん葬儀“メモリアス”では、低価格で信頼のおける葬祭サービスを提供しております。

 

24時間365日の体制で、無料相談を承っておりますので、まずは0120-999-698へお電話ください。

 

まずはお電話

葬儀Q&Aトップへ
トップページへ